北投石とは 名前の由来
北投石は、玉川温泉の岩盤浴地帯で産出される石。
元々の名前の由来は、1907年に台湾の北投温泉で発見されたことによるです。
世界でも秋田県の玉川温泉と台湾の北投温泉でしか算出されないことから世界的にも貴重とされていて、国内では1952年に特別天然記念物に指定されたそうです。
玉川温泉の岩盤浴地帯は国立公園域内であり、かつ北投石は特別天然記念物なので、北投石を持ち帰ることは禁止されています。
北投石の特長
北投石の主な特長は、放射性元素であるラジウムやラドンを含んでいることです。
なんと、通常の石の1000~10000倍の放射線を発しているとのことです。福島第一原発周辺の石ほどではないですが、かなりの放射線量です。
古くから、病気に効くとされてきたことから、上記のように採取禁止となってますが、それにもかかわらず、盗掘の事例もあるとのことです。
Wikipedia 北投石より
現在は採取が禁止されているが、「健康によい」さらには「末期癌をも治す効果がある」などとしばしばマスメディア等で取り上げられることから盗掘は後を絶たず、2004年には摘発された事例もあるので注意が必要である。
北投石に含まれるラジウムとは
ラジウムとは、地底の中で天然の微量放射線を出している放射性鉱石。
常にアルファ・ベータ・ガンマー線を放射しており、水を通過すると、その放射線により、放射性をもつラドン(気体)が発生するとのことです。
地下水が放射性鉱石の近くを通って、水にラジウムを多く含み湧き出したのが、ラジウム温泉(ラドン温泉)です。
北投石が放射するラジウムは非常に効果があるとされることが、玉川温泉の岩盤浴および玉川温泉での湯治が人気を博す一因となっています。
と、以上引用ばかりですが、北投石はそういう石なのだそうです。
放射線
玉川温泉の岩盤浴地帯の具体的な放射線量はこっちに書いてあります。